価格査定とローン残高の確認

価格査定とローン残高の確認

価格査定とローン残高の確認 任意売却で所有している不動産を売却する決意を固めたとき、まずすべきことはローン残高の確認と価格の査定です。ローンを組んだ金融機関から残高証明書を手に入れ、その後不動産会社に物件の価格を見積もってもらいましょう。
残高証明書の受付は、ほとんどの金融機関で店頭窓口のみで行っており、電話やインターネットからの受付は行っていません。手続きをする際は、交付を受ける際に手数料がかかる点と、証明書が手元に届くまでに1~2週間程度かかる点に注意が必要です。
ローン残高の確認が済んだら、不動産の査定を受けてみましょう。このとき依頼する不動産会社は、過去に任意売却をしたことがある所の中から選ぶと良いです。もし、どの依頼した会社からも残債より少ない価格を提示された場合は、特に高い値を出したところと任意売却をすすめていく流れになりますが、残債より高い値を示してきた所がある場合は、通常の不動産取引でローンをなくせる可能性が十分にあります。通常の取引でローンを完済させられる見込みがあるなら、任意売却を選ぶべきではありません。

任意売却を行った後の残債務

任意売却を行った後の残債務 任意売却における残債務とは、別名残債とも呼ばれ借金の残額を指します。競売や任意売却を行った場合でも売却代金で残りの住宅ローンを全額返済することが出来ない限り、借金は残ってしまいます。この残債務は任意売却または競売後には債権となり、サービサーからサービサーへの転売を重ねる場合があります。サービサーもしくは債権回収会社によっては、強く返済を求めてくる場合と全く返済を求めてこない場合があります。
この時に債務の処理を怠ってしまうと、競売後や売却後でも苦しむことになるため、こういった債務の相談は任意売却を依頼した業者に対して確認を行うようにしましょう。この時に案件に全く関わっていない他の売却業者に相談をしても断られてしまう可能性が高く、これは債権者との交渉の経過が全くわからないためです。ただし案件に関わった業者によってはその後の相談に乗ってもらえない可能性もあるため、そういった際には弁護士に相談をすることが適切だといわれています。

新着情報

◎2024/3/15

情報を追加しました。
> 任意売却は債権者と当人の折衝は不可能なので弁護士に依頼することが基本
> 残債が少ない場合では任意売却でプラス収支になる可能性もある
> 残債が多い方の任意売却は利息分を省いてもらえる可能性もある
> 任意売却は売却額で返済をした後は3年間の残債のローンを組むことが基本
> 任意売却で自宅は失うが自己破産と異なり人生再建のチャンスあり

◎2022/10/26

情報を追加しました。

> 任意売却なら非公開で物件を売り渡すことができる
> 任意売却のメリットは引渡し日を調整できること
> 任意売却は実績のある不動産会社に依頼するのがポイント
> 任意売却では諸経費を負担せずに済むので安心
> 任意売却の相談はタイミングを逸しないことが大事

◎2021/11/16

債権者に任意売却の許可を取る
の情報を更新しました。

◎2021/8/17

価格査定とローン残高の確認
の情報を更新しました。

◎2021/7/30

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